Love Your World

スピ好きの働く2児のママが、自らのブロックを外していく日々を綴るブログ

子どもは夫婦だけで育てるもの?

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こんにちは、祐月です。

私は基本的にテレビを見ないし、ネットのニュースもタイトルしか読みません。

 

ですがここ最近、子どもの虐待についてのニュースが多く目に入ります。

私は子どもの虐待に関するニュースを目にすると

胸が痛むような、罪悪感のようなものを感じます。

 

私の場合は、自分がちゃんと子どもと向き合っていないという自覚があって、

それが罪悪感に繋がっていると思っていますが、

社会的に「子どもは夫婦で育てるもの」という見えない掟(ビリーフ、思い込み)のようなものがあるように感じています。

 

他人の子どもには注意できない

夫婦の価値観があるのだから、子育てに口出ししてはいけない

 

そのような思い込みによって、

社会的に、夫婦以外が子育てに介入できない仕組みになってきているのではないかと感じます。

 

昔の日本は、夫婦だけで子育てをしていたかと言うと、

そんなことは全然ないと思います。

 

子どもたちだけで集まって、空き地や公園で一緒に遊んでいて

そこに大人の姿はなかったと記憶しています。

 

今は何が起こるかわからないから、子どもだけで遊ばせないというのはわかるのですが、大人と子どもでの遊びと、子どもたちだけの遊びは自由度が異なる気がします。

 

個人的な意見ですが、子どもたちだけの方が、より創造的な遊びができると思います。

 

また、近所の大人が入ることで、

子どもたちは自分の親以外の考え方や、他の大人との接し方について学べると思います。

 

私が何を言いたいかと言うと、

「子どもをその親だけが育てなければならない」という思い込みによって、

親が精神的に追い詰められ、虐待に至っているケースもあると思っています。

 

誰だって自分の子どもはかわいいはずです。

でも、職場や社会的なストレスによって精神的に追い詰められた状態で、

そのストレスのはけ口が、弱い存在の子どもに向かってしまうことも十分考えられるのではないかと思うのです。

 

私も日々の生活で、

自分の心と時間にゆとりがあれば余裕をもって子どもに接することができるのに、

時間に追われ家事に追われているときに子どもがおもらししたりすると、激昂します。

 

子どもの虐待は、単なる親だけの問題ではなく、

親が余裕なく子育てしている現在の子育て状況を反映している現象なのではないかと思います。

 

もちろん、虐待をすることがいいとは全く思いませんし、

精神的に余裕がなくて虐待をしている親を容認してもいません。

 

ただ、今の日本の子育てをしている親たちに、

もっと精神的に余裕が持てるようなサポートがあればと感じています。

 

児童相談所の役割を強化するのではなく、

子育て世帯の家事育児をサポートする機関、人材を増やすことが必要なのではないかと思います。

 

子育ては大変、そんなイメージがつきまとうから少子化も進むだろうし、

産みたいと思う人も減るんだと思います。

 

もっと、

子どもを持つことは素晴らしいこと

子育ては子どもだけでなく親自身も成長できる貴重な経験

 

とみんなが思えるような、子育てのサポート体制が整えばいいのにと願ってやみません。

 

・・・なんて自分が思う事を書きましたが、

私は全然しっかりした母親でもないし、子どもと遊ぶことは気が向いたときしかやっていません。

子どもが思い通りにしてくれなくてイライラすることも多々ありますが、

それでも虐待せずに過ごせているのは、

休日に子どもたちと出かけてくれる夫や、平日夫の帰りが遅い時にサポートしてくれる義両親のおかげしかありません。

 

子どもの虐待のニュースが減ることを祈っています。

 

そして頑張って子育てしているパパママが

少しでも笑顔でいられる時間が増えることを願ってやみません。

 

 

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。

素敵な週末をお過ごしください。