良い人でいることを貫いた結果・・・
お早うございます、祐月です。
昨日は七夕でしたね、皆さまは願い事をしましたか?
私はあるスピリチュアル系セミナーに参加して、
意識と肉体をいただいていることの感謝をしました。
さて、本日は「良い人でいる」ことを貫いた人の話を書きます。
この「良い人でいる」というのは、
人に嫌われないようにと他人の悪口を言わず、ネガティブな発言はしない、
ということを実践したということです。
職場の一番の若手のYさんは、
職場で「良い人に見られたい」と思っていて、
職場では悪口を一切言わず、
相手に嫌な思いをさせるような愚痴や不平不満は一切言わず、
いつもニコニコ笑顔でいることを心がけていました。
感情的に怒る上司に対して、「申し訳ありません」と謝り弁解をせず、
愚痴や文句を言う女性同僚の話には聞こえない振りをし、
いつも前向きな言葉を発するようにしていました。
そして、家でどんなに泣いていても職場では笑顔でいるようにしていました。
最初は上手くいっていました。
「Yさんはいつも笑顔だね」
「癒される」
などと周りから言われ、Yさんも『これでいいんだ』と思っていました。
ですが、仕事も人間関係もうまくいかなくなっていきました。
仕事では、何をしても上司の反感を買い、毎日1時間以上叱られる、
なぜか顧客にも煙たがられ売り上げが下がる。
同僚からは「Yさんは何を考えているのかわからない」と不審がられ避けられる・・・
Yさんの笑顔もひきつるようになり、
どうにもできなくなってYさんはその職場を去ることにしました。
勤務最終日、副社長が気を利かせて職場のスタッフにデリバリーランチを手配してくれましたが、Yさんは誰にも声をかけられることもなく、デスクに座って1人で食べました。
そして退社する時も、労いの言葉をかけてくれる人はいなかったのです。
「良い人に見られたい」と、自分の本音や本心に蓋をしていたために、
結局は誰からも好かれることはありませんでした。
勘の良い方はお気づきかと思いますが、
何を隠そうこのYさんは過去の私です。
当初は、なぜこのような状態になってしまったのかわかりませんでした。
「ポジティブでいれば結果が出る」というポジティブ信仰をしていたので、
予想外の結果を受け止めることができませんでした。
また、上司に毎日毎日激高されていたので、
「自分は仕事ができない」
「自分には価値がない」
という思い込みがしっかりと根付いてしまっていました。
今なら、
「うまくいかない方法を体現してやってみた、その勇気に乾杯!」です。
この経験から、「ただポジティブでいてもダメ」であることに気づけました。
そして、自分の価値を貶めることで、
誰からも必要とされない現実を創っていたことにも気づけました。
私はこの後からスピリチュアルについて学んでいくのですが、
そのためのきっかけとなった出来事です。
この経験を認めてOKと言えるようになるまで何年もかかりましたが、
今なら「無駄な経験は一つもない。全て魂の経験である」ということがわかっているので、
他人には失敗と思えるような体験も、貴重な経験だと考えることができています。
他人の失敗談もまた、自分の知見を広げます。
私の失敗談で、「自分の感情や思いを押し殺してまで良い人までやっても、誰からも好かれない」ということを知っていただけたらと思います。
他人目線で生きるということは、
自分を生きていないことになります。
自分を生きていないのだから、輝かないし人生も発展していきません。
『誰にどう思われても、自分が自分に納得できる人生を生きる』
これが自分を生きることで、幸せを感じられる生き方だと思います。
本日もお読みくださりありがとうございました。
皆さまに素晴らしいことがたくさん起こりますように^^